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にったろぐ

漫画読んだり、靴の話だったり、ものづくりとか、たまには仕事とか、好きなことを好きなときに。

映画『ムーンライト』を観てきた

日常を切り取る純文学

近所の映画館で5/5までの公開だったので、滑り込みセーフでアカデミー賞作品賞の『ムーンライト』を観てきた。

観終わった瞬間は「え?もう終わり?」となったけど、一つ一つ振り返ると、「ああ、これはどこまで行っても日常を切り取った純文学なんだな」という感想に落ち着いた。

トーリーの山とか、ドキドキワクワクな展開とか、そういう話ではない。どこまでも日常。徹底して黒人しか出てこない、黒人居住区における日常の話。

それを描いたらこうなんだな、と。

もうほとんどの映画館で公開終了してるので、今すぐ観に行けとは言いませんが、海外旅行に行って現地のスーパーマーケットに寄った時、「あー、この人たちこういう生活してるんだなー」とか考えたりする人は観た方がいい。

非日常的なドラマではなく、日常の中にドラマってあるんですよ。見えてないだけでさ。

あらすじや予告編は以下。公式HPより引用。

/ リトル 月明かりで、おまえはブルーに輝く。
シャロン(アレックス・ヒバート)は、学校では“リトル”というあだ名でいじめられている内気な性格の男の子。ある日、いつものようにいじめっ子たちに追いかけられ廃墟まで追い詰められると、それを見ていたフアン(マハーシャラ・アリ)に助けられる。フアンは、何も話をしてくれないシャロンを恋人のテレサ(ジャネール・モネイ)の元に連れて帰る。その後も何かとシャロンを気にかけるようになり、シャロンもフアンに心を開いていく。ある日、海で泳ぎ方を教えてもらいながら、フアンから「自分の道は自分で決めろよ。周りに決めさせるな」と生き方を教わり、彼を父親代わりのように感じはじめる。家に帰っても行き場のないシャロンにとって、フアンと、男友達ケヴィンだけが、心許せる唯一の“友達”だった。

// シャロン 泣きすぎて、自分が水滴になりそうだ。
高校生になったシャロンは相変わらず学校でもいじめられている。母親のポーラは麻薬におぼれ酩酊状態の日も多くなっていた。自分の家で居場所を失ったシャロンは、フアンとテレサの家へ向かう。テレサは「うちのルールは愛と自信を持つこと」と、昔と変わらない絶対的な愛情でシャロンを迎えてくれる。 とある日、同級生に罵られひどいショックを受けたシャロンは、夜の浜辺に向かうと、偶然ケヴィンも浜辺にやってくる。密かにケヴィンに惹かれているシャロン。月明かりが輝く夜、二人は初めてお互いの心に触れることに… しかし、その翌日、学校ではある事件が起きてしまう。

/// ブラック あの夜のことを、今でもずっと、覚えている。
あの事件からシャロンは大きく変わっていた。高校の時と違い、体を鍛えあげ、弱い自分から脱却して心も体も鎧をまとっている。ある夜、突然ケヴィン(アンドレ・ホーランド)から連絡がある。 料理人となったケヴィンはダイナーで働いていて、シャロンに似た客がかけたある曲を聴きふとシャロンを思い出し、連絡をしてきたという。あの頃のすべてを忘れようとしていたシャロンは、突然の電話に動揺を隠せない。 翌日、シャロンは複雑な想いを胸に、ケヴィンと再会するのだが―。

公式HP

予告編はこれ。