にったろぐ

漫画が好き。散歩が好き。ものづくりが好き。

3泊4日のハノイ旅行に行ってきた(やっぱりハノイが好き)

ハノイ通算6回目で、初めての「旅行」に行ってきました


2019年10月5日(土)〜2019年10月8日(火)のハノイ旅行記です。

2年くらい前にハノイが好きということをブログに書きました。

この時点でハノイ4回目(全部仕事)、その後も1度行ってるので、そこから1年半。初めて仕事ではなく、観光旅行でハノイに行くことを決意した。

もともと友人と台湾旅行に行こうと思っていたのだけど、航空券を調べていたらなんか台湾高い。航空券が高くなるロジックって未だによくわからないけど、高くなってる。香港の治安が悪くなったり、韓国との国交が良くなかったり、そういう背景からみんな台湾に行こうとしてるからなのか?釈然としないけども。

んじゃどこ行こうか?ってなったときに、何度も行ってるが、ゆっくり楽しんだことがないハノイに行って、ワイフにハノイの街を案内したくなった。「そうだ、ハノイに行こう」

ところで、みなさんは海外旅行ってどうやって予約してますか?航空券と、宿泊先を別々に予約したりしてますか?僕は昨年台湾に行った時も、一昨年カンボジアに行ったときも航空券と宿泊先を別々で予約してました。航空会社とhotels.com使ったり。
今回始めてExpediaでまとめて予約しました。結果、とても便利でした。

旅行に行くまでの前置きも若干長くなるけど、こういったことも備忘録として書いていきたいと思います。(すでに2週間前のことを細かく思い出せないが)

さて、航空券も宿も予約したら、次はスーツケースです。僕は基本的に最小限の荷物で旅行して、お土産なんてろくに買わずに帰ってくるのが常でした。今回は、ワイフとも話し合い、お土産買いたい。液体のお土産買いたい。ならば、機内持ち込みではなく、スーツケース買って預けようぜ!と。まあそりゃそうですよね。むしろ今までよく機内持ち込みのリュックだけで海外旅行に行ってたよね。

しかし、いざスーツケースを買おうと思うと、何をポイントに見ればいいか全然わからない。こういうわからないものって、インターネットには知見があるはず。ググったら超出てくるレビューサイト。さすがです。結果、レビューサイトいくつか見て、お店にも行って実物見て、余計に迷うようになって、まあこれでいっかってなったものをAmazonで買いました。はい。いつものパターンです。

これを買いました。ビックカメラの売り場で確認して、そのまま購入しようとしたら「スーツケースは取り寄せでです。現品を買う場合でも、値引きはございません」ってことだったので、じゃあAmazonで買おっかなと。

旅行の準備って、国内でも海外でも、毎回「本当にこれで大丈夫か?」ってなるけど、今回はスーツケースも買ったし、航空券も宿もOK。これはちゃんと旅行できるやつだ。あ、パスポート入れてない(危なかった)。

Wi-Fiの予約もあったな。今回もフォートラベル GLOBAL WiFiを使うことにした。超大容量プランが安くなってた。いつかSIMフリーの端末使って、海外に行く際はSIMを買うっていう旅行上級情強の人に私はなりたい。(多分なれない)

いざ出発(前置き終わり)

家から最寄り駅も遠いし、スーツケース大きいので、タクシーを予約しておきました。予約料かかるけど、JapanTaxiアプリ優秀。最近は朝呼んでもタクシー来ないので、しっかり予約しておいた。

5:00の早起きチャレンジにも成功して、羽田空港へゴー(眠い)。無事に羽田空港について、Wi-Fiもゲットし、いざハノイへ!


行きの機内食だけ写真撮ってた。

飛行機はANA NH857便だったので、映画観れる。行きの便では、「アリータ」を観ました。
その昔、銃夢という漫画があり、その漫画が原作の映画で、観たかった映画です。

入国と両替

無事にノイバイ空港に着きました。ベトナムは入国に際して書類書かなくていいのがいいよなー。書類書くパターンの入国は割といつも困る。ベトナムはそういうのがないので、普通に入国できます。

さて、両替ですね。滞在する上でその国のお金に替えるのですが、ハノイは空港で替えるのがおすすめです。両替所はレートで見ればいいのですが、手数料までしっかり確認するの難しいので、フィーリングで選びました。語学力と時間に余裕のある人はしっかり吟味してみてください。
今回の旅は日本円30,000円をベトナムドンに両替しました。


30,000円が6,423,000ドンになりました。ベトナムはコインが無く紙幣のみです。レートは0.00467。ランチが大体1食50,000ドン〜100,000ドンくらいなので、日本円にすると約233円〜約467円くらいです。これが今回の旅の基本の金額になります。

できる限りここでドンを細かくしておきましょう。50万ドン(約2,335円)とか大金なので、マジで使いづらいです。5万ドンとか10万ドンが多いと安心。めちゃかさばるけど。

空港を出て、30℃を超える気温を感じながらホテルの出迎えの運転手を探すと、手書きのプラカードを持った若者が出迎えてくれました。自分でタクシー捕まえたり、バスに乗るっていうのもあるんですが、ホテルのタクシーが安心です。Expediaの管理画面からメッセージ送っておきましょう。

1日目 美味しいフォーを食べる

ホテルについて、丁寧に説明を受けチェックイン。スタッフの印象はとてもよく、4日間気持ちよく過ごせました。
宿泊したホテルはBonsella Hotel

外出用の小さいバッグに荷物を詰め替えて街に出ました。ものすごい数のバイク、2人乗りは当たり前で、最大5人乗りのバイクも見かけることがあります。(5人乗り例:1. 足元に子供 2. 前抱っこで赤ちゃん 3. お父さん 4. 子供 5. お母さん)
ラクション、排気ガス、歩きづらい歩道、街の匂い、全てが4年前に初めて来た時と同じ。ああ、僕の好きな街がここにあります。

機内食って、なんか中途半端な時間に食べるじゃないですか?僕たちはお腹が減りました。ホテルにチェックインして街に出たのが14:00過ぎ。まずはランチを食べに行きます。絶対に最初に行くと決めてたのはフォーのお店「Pho Thin(フォーティン)」です。

ホテルから20分くらい歩いて店に行きました。Googleマップのアプリがあれば、大体の国では迷わずにどこでも行けます。Googleマップが無かった時代の旅行をもはや思い出せない。

店構えはこんな感じ。


これで60,000ドン(約280円)です。一般的なフォーが30,000ドンくらいなので、フォーとしては高価な部類ですが、これ本当に美味しいんですよ。これが食べたいってだけでハノイに行きたくなるレベル。ちょっと前に池袋にも出店したので、日本でも食べられるんですが、やはりこちらの店の方が美味しい。雰囲気含めてテンション上がります。書きながらすでに食べたい。

フォーを食べたあとは腹ごなしに散歩です。あまりの暑さに、ハノイ市内にどこでもあるカフェ「Highlands Coffee」でベトナムコーヒーを飲みました。僕今回で6回目のハノイなんですが、実はこれ飲んだことなかった。そんな過去の自分を激しく責めたい気持ちになるくらい美味しかった。今回の旅行で5回くらい飲みました。マジ最高。日本に出店してくれないかなあ。

とても美味しい。1杯29,000ドン(約135円)。

街の景色はこんな感じ。電線が半端なかったり、バイクが半端なかったり。

「映え」スポットのトレインストリートは確かにその雰囲気がすごかった。線路の脇にカフェってちょっと意味がわからない。っていうか、線路の上にテーブル出てるし。

でも、このトレインストリートに排除命令が出たみたいです。僕たちが行ってから数日後のこと。行けたのは運が良かったけど、なんか寂しいですね。

たくさん散歩して、ホテルの近所でフォーを食べて1日目終了。眠くて仕方なかったので、22:00前には就寝しました。

2日目 ひたすらに歩く

今回のホテルって、ホアンキエム湖のすぐそばで、旧市街のそば。このあたりは街の規模として大きくないのですが、それでも観光する人はタクシー乗ったりGrabバイク乗ったりします。でも、僕らは基本的にめちゃくちゃ歩きます。知らない街を歩くのが好きなのです。(BGM:遠くへ行きたい / さだまさし

2日目はこんな感じで歩きました。


チャンクオック寺


鎮武館



ホーチミン廟周辺(入ってない)




タンロン遺跡世界遺産


ランチはブンチャー。名店DacKimです。これで1人前100,000ドン(約467円)なので、他の店の倍くらいの金額なのかなあ。席につくと、新しい麺と野菜が「ドンッ!」って置かれます。肉と揚げ春巻きたっぷりで、とてもじゃないけど、完食できない(笑
何も注文しなければ必ずこのワンセットが自動で出てくるので、この仕組はすごく合理的。飲み物頼みたければ、店員さんに伝えてください。身振り手振りで大抵のことは通じます。

食後にエッグコーヒーを飲みに旅立つ。写真撮ってないけど、入り口見つけづらいし、店内のごちゃごちゃ感半端ないし、これぞ外国って感じの店。ハノイに行ったらぜひ行ってみて欲しい。すごく小さいイスとテーブルで、めちゃくちゃな相席で詰め込まれます(笑
ただ、エッグコーヒー美味しかったなあ。
CAFE GIANGのエッグコーヒー

散策しつつ、ホテルに帰り、ディナーとナイトマーケットに備える。金土日はナイトマーケットがあり、この日は日曜なので、行かねばなるまい。

ディナーは「マーガリン焼肉」。何度口に出してみても、違和感のある料理名。誰が最初にその日本名で呼んだのかは不明ですが、Googleマップで「マーガリン焼肉」って検索したら店の場所を教えてくれる。これ、めちゃくちゃ美味しいんですよ。前回のブログにも書いたのですが、本当に美味しい。ワイフにぜひ食べてもらいたかったので、行ってみましたが、やはり美味しい。マーガリン1パックが胃袋に収まる罪悪感はものすごいですが。


さて、ナイトマーケットです。台湾でもカンボジアでもナイトマーケットに行って思いましたが、基本的には「売ってるものは全部同じ」なんですよ。数種類の販売物をたくさんの店で売ってる。ただそれだけ。
Tシャツだったり、下着のような衣類から、スマホの周辺機器や、靴。なんだこれ、延々同じものがループしてるだけじゃん!って。でも、これが楽しい。不思議なもので、接触回数多いと最後のほうで買いたくなってくる(笑

特にハノイの旧市街は「同じものを売る通り(Street)」があるので、アジアにはそういう商慣習があるのかも。理由はわからないが、いつか詳しく知りたい。





ナイトマーケットの活気がとにかく楽しかった。


日曜の夜はホアンキエム湖の横も人がたくさん。

マッサージに行って就寝。この日も22:00過ぎに寝てる。早寝早起きって素敵。

3日目 初めてバスに乗る

僕たち夫婦は、旅行に行く前には紙のガイドブックを買います。なんだかんだガイドブックは紙の本が素晴らしい。特にことりっぷが好き。その本の中にも「陶器の村:バッチャン村」が紹介されてた。少しだけ遠出だけど、ぜひ行ってみたい。
3泊4日の中で世界遺産の「ハロン湾」に行こうとも思っていたのだけど、ちょっと遠い。僕は世界遺産大好きだけど、遺跡とか寺とかそういうものが好きなので、景色の素晴らしいハロン湾は今回は行くのをやめた。また次にハノイに行く口実に残しておきたい。

さて、バッチャン村へ行くバスですが、ロンビエンまでタクシーで行って、そこからバスに乗る。バス停に着いたはいいけど、全然乗り場がわからない。Grabバイクのおじさんが何人も声かけてくる。断ると「じゃあどこ行くんだよ?」って聞かれるから「バッチャン村」って言うと、「じゃあ乗り場はあっちだよ」って教えてくれる。いい人たち。


おかげで初めてのバスに乗れた。ハノイのバスは、運転手とチケット売り担当の2名が乗車していて、バスに乗るとチケット売りに来てくれる。料金は一律で7,000ドン(約32円)。バッチャン村は終点で、30分くらいかかるんだけど、約32円。すごく安い。

このあたりで、今回の旅で両替した6,423,000ドンという金額が重くのしかかる。全然使ってない。ベトナムドンは日本円に替えると極端にレート悪いので、使い切らないといけない。なのに、移動は徒歩だったり、バスだったり、二人で1食10万〜40万ドンくらいしか使ってない。夕飯を豪華に食べることにしないといけない。

さて、バッチャン村に着いた。陶器の村なので、どこもかしこも陶器を売ってる。平日月曜だったからか、観光客は全然いない。ハノイで働くお店の人は、デフォルトでスマホいじってるのですが、ご多分に漏れずここの人たちもそんな感じ。

何ていうか味のある村です。陶器を売っている通りよりも、ローカルの生活が見える感じの朝市をやっている通りの方が面白かった。途中で白い鉢巻をしているたくさんの人達に遭遇。ググったらお葬式か法事。よく見たらそこはお寺の横だった。





旧市街の街中よりはバイクが少なめだけど、クラクションの音はずっと聞こえる。「行くよ?曲がるよ?そこに誰かいる?」全ての挨拶や、小さな警鐘をクラクションというコミュニケーションで行う。

バスで街に戻り、ランチ。HighLands Coffeeでバインミー食べた。今回の旅は事前の予報では雨だったんだけど、ここまで晴れ。そして暑い。休憩しっかり取らないと熱中症になってしまう。

なので、ホテルを拠点に、何度も戻っては休み、散策に出てはホテルに戻るを繰り返した。

散策中、お土産を大きなスーパーマーケットで買いたいと思って、タクシー捕まえてビジネスエリアにある「Big C」というスーパーマーケットに行きました。
※写真は2年前のBigC
すごく大きいスーパーで、まあなんでも売ってる。ここでお土産のお菓子とかビールとか、しこたま買いました。

旧市街あたりから、高層ビルが立ち並ぶこのエリアに行くと、なんか同じ国とは思えない感じある。いろいろな顔があるよね。所詮旅行で知る世界なんて一面でしかなく、日本>東京>秋葉原 / 大手町 / 檜原村 のようにいろいろある。知ってる世界がすべてじゃないってのは気をつけないとなあ。

夕飯は「Pizza 4P's」で食事。ハノイホーチミンで何店舗もあるお店。サイバーエージェント出身の人が起業をして出店したらしい。

すごい人気の店でした。完全に食べ過ぎた。飲み物頼んで、全部で827,200ドン(約3,863円)。すごく豪華なものを食べた。

さて、この晩もマッサージに行こうと心に誓い、ゆるふわで適当でいいからホテルから近いマッサージ店を探した。目の前に現れた候補は2つ、1つは「アニョハセヨー、マッサー、マッサー、12$」って言ってる若い女性が店番のマッサージ店。もう1つは、控えめなお姉さんが「どう?」って感じで目くばせしてくるマッサージ屋。僕らは後者のお店に入りました。

ワイフの担当はそのお姉さん。僕の担当は、おそらくそのお姉さんのお父さんが登場施術着というかプロっぽい格好をしたヒトラーそっくり(ひげはない)のおじさま。施術内容がおじさんとお姉さんで全然違うので、途中から笑ってしまいそうで、こらえるのに大変だった。ワイフの施術をしたお姉さんはソフトタッチで、やや適当。僕の施術を担当したお父さんはめちゃくちゃプロ感あるけど、とにかく痛い指圧系。これは笑う。でも、お父さんに目で「痛いよ?」ってテレパシー送ると「え?マジで?」って感じで少し弱くしてくれる。結果として、ネタ感にあふれるけど、良い時間を過ごしました。

ホテルに帰る前に、サークルKに立ち寄り。このあたりのエリアはサークルKめっちゃあるので、コンビニがある安心感大事。僕らはサークルKを発見する度に「俺たちのサークルK」って言ってました。が、ここでプチ事件。

「日本円見せて詐欺」に引っかかりそうになった(未遂)。みなさん知ってますか?日本円見せて詐欺。
この方はタイでの被害ですが、いろいろググるとアジア多めで、各国手口はみんな一緒ですね。
yindeed.asia

僕が出会ったのは、

  • 場所はサークルKの店内
  • 自称ドバイ人に、「わさび味のお菓子を教えてくれ」と言われる
  • 教えてあげたら「今度ハネムーンで日本に行くんだと言い出す」※本当にいい人っぽいんだよなあ
  • 仲間参上「俺にもわさび味教えてよ」と、僕とワイフを分断
  • 「俺は隣のやつの弟なんだ」「旧札持ってるから、日本円見せてよ」って言われる
  • 僕が持ってないと言うと、「見せて見せて」としつこい
  • かばんに手を突っ込んでくる
  • ここで僕も初めて気がついて、怒って無視。
  • ワイフを呼んで事なきをえた

これ、怖いよね。何がどうって、これだけでその国の印象悪くなるし、不安になる。
みなさん気をつけてください。海外旅行でのトラブル(未遂)は初めてでした。タクシーで少しぼったくられたことがあるくらい。

まあでも、無事にホテルに帰り、就寝。いよいよ明日は最終日。名残惜しい。

4日目 雨のハノイ

いよいよ最終日です。ここで初めての雨。最後の朝は外に出て食事をしようと思い、「Pho Thinじゃね?」ってことで、朝からPho Thinに食べに行きました。あれだけの数のバイクがいると、雨の日ってどうなんだろう?って思ってたけど、やはりみなさん雨合羽(というか、ポンチョ)を着て走ってました。
これもいろんな種類があって、ビニール傘的なペラペラのものから、しっかりした素材のものまで。後ろが長めなのはリュック対応なのか、二人乗りの後ろの人をカバーできるものなのか?理由はいくつかあるんだろうけど、特徴的なフォルムで気になった。


そして、Pho Thinのフォー。最高にうまい。


食後は俺たちのHighLandsCoffee。最高にうまい。

最終日にして、ハノイの大教会の中に入った。誰もいなかったので、すごく静かで荘厳でした。


思い残すこともなく、いよいよ帰る。宿泊したホテルはホスピタリティー高くて、本当にいいスタッフでした。Expediaに感想書きたいと思います(書いた)。


ホテル手配の車で空港に移動し、空港では最後のドンを使うべくバーガーキングを食べました。6回のハノイ訪問のうち、4回くらい食べてる。


空港のHighLandsCoffeeでこの旅初めてのホットコーヒー(アイスの方が美味しい)

帰りの機内ではエンドゲームを観ました。
marvel.disney.co.jp
これは興行収入世界一になるわ。シリーズの観てない作品全部観たくなってきた。壮大すぎる。

無事に帰宅しました。子どもたちと、子どもたちを預かってくれた義両親に感謝です。
さて、次はどこにいこうかなー。



Instagramの写真貼っておきますね。(それぞれに10枚の写真をアップしてます)