にったろぐ

漫画が好き。散歩が好き。ものづくりが好き。

決断の連続を楽しむことが幸せにつながる

2018年は前向きにポジティブに決断し続けたい

Sprout

3年ぶりにiPhoneの機種変更をした

年始に3年近く使ったiPhone 6 PlusiPhone 8 Plusに機種変更しました。iPhone Xと同時に発表があったiPhone 8 Plusは、正直、一番選択肢に無い機種だったんだけど(笑

iPhone 3GSからスタートして、メジャーバージョンが出るたびに機種変更してて、でも、iPhone 7で「そんなに変わらないなー」って、ワクワクが消えた。iPhone Xは悩んだけどやはりそそられなかった。一方で、どんどんパフォーマンスが落ちるiPhone 6 Plusに日々イライラしながら機種変更をどうしようかウダウダと悩んでました。

悩みの要素は大きく2つ。

  1. キャリア継続か、格安SIMへの移行か
  2. iPhone Xか、それ以外か

格安SIMの場合、SIMフリー端末を買うとか、ワイフも一緒に機種変更予定で、ワイフは「キャリアメール残したい」とか、いろいろな変数が増える。んで、悩みが複雑化していく(気がする)。なんかねー、こういうの考えてるとどうしても「一番大事なのはなにか?」がわからなくなって、消去法でネガティブな感じで決定しがちなんだよね。こんだけ悩んでるのに、意思決定がイケてない感じになる。

なので、大事なことは「イライラ」を無くすこと、としてさっさと機種変更することにしました。格安SIMも、つながらないイライラが発生する確率が上がりそう(主観)なので、キャリアを継続することにしました。そしたら急に気が楽になって、すぐにiPhone 8 Plusに機種変更(前述のとおり、iPhone Xには興味が向かなかった)という意思決定ができました。あー、良かった。

自然体で変化を楽しみたい

前振りが長くなりました。このiPhone機種変更の件で思ったのは、「決断することって力がいるよね」ってこと。なに当たり前のことを偉そうに、って話なんだけど、改めて思いました。で、どうせ決断するなら前向きに、ポジティブに決断したい。消去法での決断は失敗が少ないし、損はしないかもしれないけど、なんか「自分を納得させたいだけ」な気がするんだよね。

なんで決断に力が要るか、ということで考えると、決断する前と後では、「変化」があるからなんです。例えば、朝着ていく服を決める。僕個人の話で言えば、着ていく服が決まらなかったり、必要に迫られて着なくてはいけない服を着たり、着た服がイマイチな感じだったら、気持ちが落ち込みます。それがイヤなので、しっかり決めたい。でも考えることは結構疲れる。小さいことだけど、変化を生む決断は毎日、連続的に起きている。

Feuilles mortes

歳を重ねるごとに、僕は変化を自然体で楽しめなくなってきている実感がある。僕は基本的に怠惰な人間で、何をするにもギリギリチョップな感じです。追い込まれてからの集中力はあると思いますが、その追い込まれての選択は、果たしてポジティブなのか?って考えると必ずしも100%そうではないと思ってます。なんとなくギリギリでも成功体験を積めてるからなんだと思います。

そこで、それって「変化を楽しめてるか?」という問いを自分に投げかけてみます。むーん、そうでもないかも。

40歳を超えてくると、仕事もそれなりのポジションになり、家庭でも長男は高校受験を迎え、決断には大きな責任が伴うようになってきました。良く言えば慎重に決断してるけど、いやいや、無難なだけでしょ、というツッコミも心の中には持ってる。あー、そうか、書きながら理解が進んだ。気負ってるんだ、これ。気負いは慎重さを生み、足を止めやすくなる。かつ、自身の経験から答えを、成功体験から答えを導き出しがちになる。こりゃ変化を自然体で楽しむなんてできないよね。

僕は自然体で変化を楽しみたい。

変化を楽しむには、挑戦をセットで考えることが必要だ

変化が大きく、未来はわからない。これからはそんな時代だ。世の中のニュースや論調も総じてそんな感じであり、それは漠然とした不安に変わり、怖いという感情になっていく。でも、一歩前に踏み出すことができたとき、すごくワクワクする自分がいることも良くわかってる。そう、それは挑戦なんだ。

大きいか小さいかは問題じゃない。自分自身が、昨日の自分を超えられるかどうか、やったことないことができるかどうか。不安をワクワクに変えられるかどうかなんだ。流石に向う見ずに何も考えず飛び込むことなんてできない。「あとはやらなきゃわからない」くらいには事前にやることはあるだろう。そのためには、インプットが必要だし、意見を求めるアウトプットだって必要。

挑戦とは昨日の自分を超えるために必要で、それは成長に他ならない。踏み出した一歩さえあれば、そのあと流れに身を任せたっていい。決めたことを正解にできるのは自分だけだ。

無限にある選択肢を前に決断し続けなければいけない

インターネット前後、スマホ登場前後、触れる情報は指数関数的に増え、自分の処理能力はそんなに変わらない。そんな時代に生きてます。ってことは、選択肢は無限にあるわけです。情報が多く、比較対象が多いから、ずーっと情報収集だけして何も決めないってこともありえる。だからみんな「失敗したくない」という心理から消去法の決断になる。

選択肢が多いと、選んでる間って楽しいし、なんとなくその間はポジティブなんだけど、明確に決断する意思が働かないとその選択肢の多さはいつしか苦痛になっていく。ゴールや理想がないと、決断が前向きにならない。

Untitled

理想にワクワクして、想像を超えた世界にワクワクする。想像できないから怖さがあって、足がすくむこともあるんだけど、そこはきちんとインプットして、しっかり一歩を踏み出したい。僕自身には世界を変えたいなんて大それたものはない。ただ、昨日の自分を超える成長をしたい、それだけなんだ。昔あこがれた大人たちはみんな怖さを勇気に変えて一歩踏み出してきた人たちばかりだ。

そう考えたら、未来は希望と幸せにあふれてる。
その一歩目として、2018年は変化を楽しむために前向きな決断をし続けていきたい。それは一つの挑戦だ。

あけましておめでとうございます。
2018年もよろしくお願いします!