BLUE GIANT(ブルージャイアント)で心揺さぶられる
人はこれほどまでに熱狂し、没頭できるのか?
さっきまで会社で激アツにキングダムの話をしてました。その中で、「最近キングダム以外におすすめの漫画ありますか?」と聞かれたので、BLUE GIANT(ブルージャイアント)を圧倒的にレコメンドした。
知らない人向けに簡単に説明したら、
ジャズに打たれた若者が、ジャズに熱狂し、愛用のテナーサックスを手に世界一のジャズプレイヤーになるまで。
そんな漫画です。
じゃあ、何がいいのよ?って聞かれたらこう答えます。
普通の主人公が圧倒的な努力をし、疑いや迷いのない道を進む。人はなりたいものになる為にここまで没頭し、熱狂し、突き進むことができるのか?そう、この漫画からは圧倒的な熱量をもらうことができる。
ただ、時にこの漫画は残酷でもある。普通の主人公はいつしかその努力そのものが非凡になっていく。周囲の登場人物はその非凡さにあてられ、日々苦悩する。この主人公の横に立つなら、自分自身が凡庸な人物でも、同じかそれ以上の努力をしなければいけない。そうじゃないと諦めしかなくなる。
読んでる間、僕は宮本大にそんな現実という切っ先を突きつけられてる気分になる。横に立っていたいならやるしかない、と。
「毎日毎日自分で作るんだ」