そうだ奈良に行こう(行ってきた)
奈良に行ってきました
桜が咲いているわけでもなく(一輪咲いてたけど)、何かこの時期じゃないと見れない何かがあるわけでもなく、思い立ったが吉日って感じで3/22~3/23奈良に行ってきました。
基本的には、寺社仏閣が好きで、好きって言ってもウンチクとか全然わからず、古い建物や仏像が好きなんですよね。京都は何回か行ってて、メジャーなところには行けたので、次は古都「奈良」だと決めてました。
予想以上の鹿の数
22日の朝、ワイフの実家に子供たちを預けて、いざ出陣。東京〜京都はのぞみ、京都〜近鉄奈良は特急という順路で行きました。
乗り換え時間5分でもあわてずにパチリ。男子の心には誰でも撮り鉄の魂が入ってます。
12:00過ぎに奈良に着いて、お目当ての蕎麦屋が休みだったのでいきなり途方にくれる。まあでも、そんなにお腹減ってなかったので、気持ちを切り替え、まずは春日大社へ。鹿がいるとは聞いていたけど、本当にすごかった。なんか、1,400頭くらいいるらしいですね。すっげ。
動画撮影成功の図。
鹿せんべいを買ったら、あいつら容赦なく近づいてきます。というか軽く突進される。かわいいとか、かわいくないとかではなく、デカい。普段そんなに大きな動物と触れ合う機会なんてないので、正直ちょっと怖かったです。
気を取り直して春日大社に
春日大社は、取り立てて大きな特徴は無くて、一言で言うと「膨大な数の石灯籠と、鹿」です。いや、嫌いじゃないんですよ。ただ、あまり特徴がない。いつまでも続く石灯籠は一見の価値ありとは思いますが。
春日大社 - Wikipediaあ、鹿は神の使いなんですね、、
メインイベント東大寺!
今回の旅はダブルメインだと考えていて、その一発目、東大寺です!そりゃもう大仏でしょ。おでこのポッチ見たいでしょ。
でかい
でかい
なんかもう全部でかい
見応え充分
考えたら当たり前なんだけど、大仏が入ってるってことは、建物がでかいんだよね。そう、東大寺は全部でかい!
見ろ、人がゴミのようだ。
初日最後は興福寺
ここもまずは写真で振り返る。
いいよね、五重塔。
興福寺のメインは、五重塔。そう、五重塔。。あれ?何か忘れてる。。あーーーーーー!阿修羅像見てないよ??なんで??
公式HPにもでっかく阿修羅像載ってるのに。
www.kohfukuji.com
ああ、そういうこと、国宝館ね。つーかさ、拝観料と箱物の料金を別で取るのホントやめて欲しい。阿修羅像とか、寺院に鎮座してると思うじゃん。そもそも写真も撮れないんだしさ。阿修羅像見たかったよう。。って事で、初日に学んだのは、箱物にもお金をきちんと払って、隅々まで見る、ということ。あとは事前情報の確認。勢いだけで行くのは止めましょう。
夕ごはんはおでんとうどん。
何気に奈良はこれといった郷土料理が見当たらなかった。おすすめあれば教えて欲しい。
でも、オサレなカフェが多いので、コーヒー好きにはたまらない土地です。いいなー、こんなに街中にカフェだらけで。
唐招提寺へひた歩く
二日目はちゃんと早起きして、唐招提寺へ徒歩で移動。道中で前方後円墳を横から見たりしながら1時間くらいガッツリ歩きました。唐招提寺はすごい広くて、なんかゆったりしてる。ゆったり感でいうと、京都の仁和寺っぽい感じ。
ここの仏像は「千手観音像」が圧巻!こんな言い方はアレなんですが、とにかくカッコイイ。千手観音のなんでもできそう感は異常ですね。
いいなあ仏像。写真撮りたかったなー。
商売っ気たっぷりな薬師寺
薬師寺はさ、商魂たくましすぎて、押し付けがましすぎて、正直イヤな感じだったな。そのせいか、全体的に安っぽく感じてしまったよ。金の匂いをさせすぎ。
ただね、東院堂にあった「聖観世音菩薩像」だけは最高にカッコ良かった。なんか、オーラが違う。「なぜ、あなたほどの方がカールスモーキー石井の作品に囲まれてこんなところに、、、」って語りかけたくなるくらい違う。
そして、メインイベント法隆寺へ
柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺 - Wikipedia
この句は今回旅行に行く直前まで松尾芭蕉の句だと思ってました。正岡子規だったんですね。
法隆寺って、ちょっと離れてるんですよ。寺院群の中でも。なので、今回の旅行に組み込もうかどうか悩んでたんですが、やはり日本で最初の世界遺産だし、見どころたくさんあるし、行くことに決めました。
五重塔最高!
法隆寺は拝観料高いんですよ。多分ダントツに高い。でもね、中の人たちのホスピタリティがすごい高い。さりげない気遣い、きれいな寺院内、導線設計、サインなど、いい感じ。
どうしても見たかった「釈迦三尊像」が見れたので、本当に良かった。この真中にいる薬師如来の顔って、他の仏像と顔の作りが違っていて、なんていうか「人」っぽい。やさしい感じなんですよね。「達観した感じ」じゃなくて、「やさしい感じ」。
そして、宝蔵院の中にある、
この3つは別格感漂ってて最高でした。